トイレの床から水漏れ!原因と対処法をチェック
どこから水漏れしている?
気がつけばトイレの床が濡れていた!という場合、床が水浸しになっているような場合は自分で対策を練らずにただちに修理業者に連絡することをおすすめします。そこまでびしょびしょでもなく、流すときに水が散ったのかと思って拭いてみたら、また次に行ったときに濡れている、といった程度の場合は、例えば床に乾いた雑巾を敷き詰めておき、しばらく様子を見ることでどこから漏れているのかが特定できますね。以下にトイレの床が濡れている場合に考えられる原因をいくつか挙げてみます。
① 配管の接続部からの水漏れ
② 結露による水漏れ
③ タンクからの水漏れ
④ ウォシュレットからの水漏れ
場所がなんとなく特定できたら、上記の①〜④のどれにあてはまりそうかをチェックしてみましょう。それぞれの詳細について、③は「トイレのタンクから水漏れ!原因と対処法をチェック」、④は「トイレのウォシュレットから水漏れ!原因は?自己修理には危険がつきもの」を参照してください。こちらでは①と②について詳しく見ていきたいと思います。
配管の接続部から水漏れしている場合の対処法
床が濡れている箇所が配管の下辺りだった場合、配管の接続部から水漏れしている可能性が高いと考えられます。どの部分から漏れ出ているかをチェックする方法はトイレの水を流してみること。水と流すと配管を新しい水が通るため、もし問題がある部分から水が染み出してくるはずです。
水を流しながら接続部をよく見て、どこに問題があるかを特定できたら、まずはモンキーレンチで該当部分のナットをしっかり締めてみましょう。漏れ出した水をしっかり拭いて、もう一度水を流してみます。それでも漏れてくるようなら、今度は止水栓を閉め、パッキンを交換します。パッキンの交換方法については「トイレのタンクからの水漏れ!原因と対処法をチェック」で詳しくご紹介していますので、そちらを参照してみてください。
ただナットを締めるだけにしてもパッキンの交換にしても、不安がある場合は業者に連絡して調べてもらいましょう。自力でできない作業ではありませんが、失敗すると被害が大きくなる可能性大です。
結露が原因で水漏れしている場合の対処法
便器付近の床がじんわり濡れている、という場合は結露が原因かもしれません。冬は室内の結露に悩まされますよね。結露は温度差によって空気中の湿度が水分となって表れたもの。例えば便器の温度と水温の差が大きくなる冬場には便器や配管に結露が起こり、それが下に流れて床を濡らすことがあります。
しかし例えば便器が割れていてそこから水が染みだしていたとしても似たような状態になりますよね。この場合はいくらこまめに拭いたりトイレの換気につとめたりしても状況は変わりません。
染みだしているのが結露かどうかをチェックするには、水質をチェックするのがベストです。便器から漏れた水ならば水道水と同じなので塩素が含まれているはずですよね。「残留塩素試験紙」や「残留塩素試験薬」が1,000円未満で販売されていますので、そちらでチェックしてみてもいいでしょう。これでもし塩素が含まれていなかったらその水の正体は結露ということがハッキリします。
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