トイレのウォシュレットから水漏れ！原因は？自己修理には危険がつきもの

ウォシュレットが水漏れする原因は？

ウォシュレットやシャワートイレは従来のトイレよりもはるかに構造が複雑です。水漏れが発生した場合も考えられる故障箇所が多岐に渡るため特定が難しく、一般ユーザーが自力で直すのは困難です。またこれらは電化製品なので、取扱いを間違えると感電したり発火したりする恐れがあります。基本的には自分で対処しようとせず、修理業者に依頼するようにしましょう。

ウォシュレットやシャワートイレなどの温水洗浄便座で水漏れが発生する可能性がある箇所は、止水栓・元栓・給水ホース・貯水タンク・ノズル・コントローラー・操作パネル・各種ジョイントなど複数考えられますが、最新式になればなるほど水漏れ原因の可能性は広がっていきます。この中で故障と勘違いされやすいのは、ノズルからチョロチョロと水が漏れているという場合。これはノズルの自動洗浄機能が働いているだけなので放置しておけばとまります。いつまで経っても漏れ続けているという場合のみ、修理を依頼しましょう。

その他の箇所で水が漏れ続けている場合は、通常のトイレの水漏れの場合と同じようにまず止水栓を閉め、そして電源を抜いて修理業者の到着を待ちましょう。

ウォシュレットの自己修理によるトラブル

「水がぽたぽたと落ちているだけなので自分でなんとかできるだろう」「パッキンの劣化やジョイント部分の弛みかな？」と自己判断し、ウォシュレットを自分で修理しようと試みたことが思わぬ事故につながった例はたくさんあります。ウォシュレットはいわば精密機器。一見わかりやすい故障に見えても、複雑なパーツが作用しあって動作しています。その一部をいじってしまったためにウォシュレットや便座を丸ごと交換しなければならなくなると、修理代よりも高くついてしまいますよね。

また、ウォシュレットを動作させる際に電源コードを使っていることをよく考えてみてください。自分で修理し、直ったかどうか動作確認しようとした際に発火して火災事故につながったという例もあるようです。たかが水漏れと甘く見ないで、やはりウォシュレットの水漏れ修理は専門業者に依頼しましょう。ウォシュレットの水漏れ対処における最大のポイントは「自己判断をしない」ということです。

ウォシュレットの水漏れ予防策

簡単に自分で修理することができないウォシュレットの水漏れを防ぐために、普段から気をつけておくべきことは以下の3点です。いわばパソコンと同じ精密機械であることを踏まえた上で、故障しないように注意して取扱いましょう。

温度の劇的な変化には要注意

トイレの中が暑い状態が続くとウォシュレットがオーバーヒートして内部機器の故障につながる可能性があります。また冬場に室温が下がるとウォシュレット内の水が凍結し、動作しなくなることがあります。トイレの室温は一定に保ち、夏場冬場に激変しないよう注意しましょう。

湿度の上昇を避ける

湿度が高くなりすぎることもウォシュレット内部の基盤に影響を与え、故障の原因になります。特にユニットバス内にウォシュレットを設置している場合は注意が必要ですね。換気扇を頻繁につける、使用していないときはドアを開けておくなどの対策を考えてみてください。

こまめな掃除を心がけよう

便器だけでなく、ウォシュレット本体や接続部などもトイレ掃除のときに一緒にきれいにしましょう。ウォシュレット内部にホコリが入り込むことも故障につながる恐れがあります。頻繁に換気をしているとホコリが溜まりやすくなるので、よく注意してこまめに掃除をするようにしてください。

トイレの水漏れにおすすめの修理業者を比較！

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