トイレのつまり解消法「ラバーカップの正しい使い方」をご紹介いたします。

トイレのつまり解消法①ラバーカップの正しい使い方

100均のラバーカップは和式用!

トイレのつまりを解消するために使う、一家に1台は必ずあるあの黒いゴム状のカップに棒のついた器具のことをみなさんは何と呼ぶでしょうか。

正式名称は「ラバーカップ」。「スッポン」と呼ばれることも多いですよね。そもそも呼んだことがないという人もいるかもしれません。いずれにしてもどんな家庭にも必ずあるこの器具、実は2種類あることをご存じでしたか?

スーパーやホームセンター、100均でも買えるラバーカップですが、お椀をひっくり返したような形のものは実は和式用。これを洋式トイレで無理矢理使っている人も結構いるのではないかと思います。しかし洋式用はひっくり返したお椀の下に出っ張りがついています。便器の形状を思い浮かべると、たしかに同じ器具では使い回せなさそうですよね。

また和式用・洋式用ともに直径16cmの大サイズと14cmの小サイズの2種類があります。通常の家庭用のトイレなら小サイズで十分。しかし最近の洋式トイレには「節水型」便器なるものがあり、こうした少々複雑な形状の便器用に「ニューラバーカップFIT」というニュータイプも出ています。

正しいラバーカップの使い方

ラバーカップは使う頻度の低さによって正しい使い方を把握していない人も多いと思われます。でもいざというときのために、家族全員が正しい使い方を知っていたほうがいいですよね。以下に正しい使い方について順を追って説明します。

<用意するもの> ゴム手袋・バケツ・雑巾・ビニールシート・ビニール袋
1. 便器の周囲の床に雑巾を敷き、その上にビニールシートを被せる
2. 便器内の水かさが多い場合はバケツにくみ出して水量を減らす
3. ラバーカップを排水口にあてる
※このとき、黒いゴムの部分がちょうど水につかるくらいの水位がベスト
4. ラバーカップに付属している棒を床と垂直に立て、ゆっくりと真下に押していく
5. 下まで押し切ったら、勢いよく引き抜く

4と5を数回くり返せば、つまっていたものが便器内に出てくるはずです。そうしたらゴム手袋でつまっていたものをビニール袋に移し、水を流してみます。これでうまく流れればつまりは無事解消。ここでビニール袋内のものを一気に便器に戻してもう一度流すとまた同じ現象が起こりかねませんので、小分けにして少しずつ流してみましょう

ペットボトルで代用できる!?

万が一トイレがつまったのにラバーカップがない!という場合には、ペットボトルで代用することもできます。

まずは空のペットボトルの底をカット。フタは使わないので捨ててしまっていても大丈夫です。そしてペットボトルの底だったほうを便器の排水口にあて、押せるところまで押し込んでみてください。この時、飲み口部分から水が出てくるのと、水位によっては手が水に浸かる場合がありますのでゴム手袋は必須です。

次に飲み口のところを半分くらい手で押さえながら勢いよく引き抜きます。ラバーカップ使用時と同様、これを何度かくり返すことでつまったものが出て来てくれるでしょう。あとは同じようにつまっていたものを取り出して水を流してみるだけです。

ペットボトルは押して引き抜くという動作を1〜2回やるとベコベコになって使えなくなってしまいますので、数本準備してから始めるようにしてください。非常に心許ない代用品ではありますが、急場はしのげるはずです。

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